手を考えてみて下さい。
字を書いたり、物を持ったり、道具を使ったり、手もとっても働き者ですね。
表面は丈夫な皮膚で覆われていますね。これは、その下にある筋肉や血管、神経が
衝撃やバイキンに弱いのでしっかり覆って守るため。また、手がしっかり動くためには
それを支える骨が必要ですね。皮膚も筋肉も柔らかいので支えるものがなければふにゃ
ふにゃして動かすことすらできません。
歯も手と一緒。
ただ硬いカルシウムの塊が埋まっているわけではなくて、中には歯を生かすため、栄
養を運ぶための血管が通っており、神経が通っており、それを支える骨があり、それを
守るための外壁があり、さらに衝撃を吸収するためのクッションがあります。
食べる、話す、役割を果たすために一生懸命生きています。
歯のしくみを見てみましょう。